ふるさと産品ブランディングセミナー| ロゴマーク&パッケージ・デザインのご提案 Case2

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1962年3,748戸、2007年301戸──『全国手すき和紙連合会』の資料による、日本の手漉き和紙生産戸数の推移です。衰退ぶりが一目瞭然の数字ですが、1,000年以上の歴史を誇る[上川崎和紙]も例外ではなく、近年は需要が激減し、一時は存続すら危ぶまれました。

その[上川崎和紙]の保存に取り組んでおられるのが、2001年、[道の駅・安達]内に建設された二本松市和紙伝承館様です。
和紙は、ミュージアムに保存され、鑑賞されるだけの文化遺産ではなく、今も暮らしのなかに息づいている、れっきとした“現役”の文化です。ロゴマークも、いたずらに伝統だけを強調するのではなく、時代を超越した魅力を表現したいと考えました。

和紙の場合、[因州和紙]、[越前和紙]、[美濃和紙]など、ほとんどが産地名を冠して呼称にしているなかで、「上川崎」という産地名を冠しただけのネーミングでは、突出したブランド・イメージを形成することは期待薄です。とはいえ、和紙にとって、産地名は、アイデンティティーそのものです。

そこで、産地名を織り込んだ新たなブランド名を提案することにしました。



[千年も 萬年も。 二本松上川崎 長寿和紙]──全国的にはなじみのない「上川崎」の前に、少し長くなりますが、あえて「二本松」を付しました。ブランド名「長寿和紙」と、ショルダー・コピーの「千年も 萬年も。」は、ほとんどが産地を冠した呼称のなかでの差別化を図ると同時に、商品としてのキャラクターを醸成する狙いがあります。

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単なる表示、表記としてのロゴマーク制作ではなく、商品としての[上川崎和紙]そのもののリノベーションとして発想しましたので、次から次へとアプリケーションのアイディアが浮かび、とても楽しい仕事になりました。

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当館では、[上川崎和紙]の1,000年にわたる伝統と技術を守りながら、和紙の新たな可能性を模索し、和紙や和紙製品づくりの体験教室などに取り組んでいます。まだまだ認知度が低い[上川崎和紙]を、より多くの人に知ってもらえるロゴマークがあるといいなと思っています。(店長:根本裕美子様)

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〒969-1511 福島県二本松市下川崎字上平33-1
TEL. 0243-61-3200 FAX. 0243-54-2688
http://www.michinoeki-adachi.jp/washi/

※この事例は、2010年9月29日開催の《ふるさと産品ブランディングセミナー》の教材として使用させていただくことを目的に募集し、
 無料で試作したものです。現段階で、試作したロゴマークやパッケージ・デザインが実際に使用されているわけではありません。

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