[株式会社日正]様は、健康食品や健康グッズ、便利商材などの通信販売を行っておられる会社です。現状を分析した結果、改善すべき所が要所にみられたため、全面的な見直しをご提案。こうして始まったプロジェクトは、屋号の変更や販促ツールの見直し、多すぎる商品の整理、「売れるための仕組み」構築など、1年以上に渡る大きなものになりました。
屋号やロゴマーク、DMなどは、どの会社にも重要な要素ですが、特に通信販売会社は実店舗がないため、さらに力を入れる必要があります。売れるための仕組みを構築する中で、「何でも売る会社」から「健康食品のみを専門的に売る会社」という方向性が見えたので、まず「日正ファミリーショッピング」という屋号を一新。商品を2つのカテゴリ(「健康の基盤を整える商品」「特定のお悩み別商品」)に分け、そこから予防=「Care」、癒し=「Cure」という2つの単語を発想。こうして医療的かつ専門的なイメージのある新・屋号[Care&Cure(ケア・アンド・キュア)]が生まれました。

太く丸い書体を使用する健康食品メーカーが多い中、あえてシンプルな書体にし、専門性の高さが視覚からも感じられるよう、丹精で奇を衒わないデザインに整えました。赤と青のカラーは「Care(予防)=赤」と「Cure(癒し)=青」をイメージ。十字の形と合わせ、「健康」「癒し」が表現されたものに仕上がったと思います。
アプリケーション展開では、主要ツールである会社案内などをブランドカラーである赤・青をメインに、すっきり洗練されたデザインに統一。DMも、余白の取り方や文字の大きさ、写真の使い方などを工夫し、見やすく、解りやすいものに整えました。
お体の不調で悩む方々の手助けをしてきた[日正]様ですが、今後は、より幅広い方々の健康をサポートするため、健康の基盤を整えるベース・サプリメント(Care)に特に力を注いでいきたいと考えておられるとのこと。そのお手伝いと、[日正]様のさらなる発展の力となることが、我々『フレックス』の使命です。

もともとは出版会社として書籍通販を手がけてきた弊社が、自社健康食品の企画開発と通信販売をスタートさせたのが7年前。「日正ファミリーショッピング」の名称で、自社健康食品とともに、仕入健康食品や健康グッズ、便利商材などを通販していた。その雑多な商品ラインを整理し、高い成長性の見込める自社健康食品のメーカー通販を目指した。
従来の「日正ファミリーショッピング」(屋号)では、小売店的なイメージが強く、これから目指すべき方向とは違うように感じた。メーカー色の強い健食通販会社が将来のあるべき姿のように思われた。名称(屋号)、商品ライン、広告表現などすべてを統合したコンセプトのなかでリストラクチャーしたいと願った。
通信販売は本拠地がどこであってもかまわない。顧客も全国にひろがっている。
従来はお悩み別サプリという比較的中高年の方々が顧客の商品が中心だったが、この1、2年は比較的若い世代にむけた美容サプリやヘルスケアサプリも商品ラインに加わっている。
それらの現在の、そして近い将来に増えるであろう顧客層を意識した名称(屋号)と企業イメージをお願いして、[ケア・アンド・キュア]の名称が出来た。
ときを同じくして新聞や女性誌、情報誌への広告出稿が急増してきた。それらの広告紙誌面において、従来の「日正ファミリーショッピング」とはまったく違う洗練された名称とシグネチャーが生きている。
同様の効果がフレックスさんにお願いしているPR誌「えぶりぃ」や「Fシリーズ」(カタログ)にも現われている。デザインの水準が企業レベルの水準を現わしていくものだと考える。

全国のどこに出しても、誰が見ても恥ずかしくないシグネチャーやツール類のデザインレベルを実現していただいていると感謝している。
21世紀に入って、総合通販会社を目指すところはどこにもない。単品健食メーカー通販を基本とする場合、大切なのはその会社の「あり方」であると思う。顧客はその会社の商品を買うとともに、その会社の固有の文化、固有の理念を購入しているのだと思う。
翻って[ケア・アンド・キュア]の場合はどうなのだろう。形而上的には洗練されたシグネチャーやデザインレベル、ユーザーベネフィットを訴求するいろいろな施策がある。しかし次なるポイントは[ケア・アンド・キュア]をささえる形而下の「根っこ」の部分。[ケア・アンド・キュア]の「どこよりも広く、そして深く」「ご家族の健やかな暮らしを総合的に支える」という企業コンセプトをどう生かしていけるかが求められる。
1stステップのブランディングは、弊社のこれからの「あり方」をイメージさせるネーミング、シグネチャー、ツール類の高品質なデザインによって、一定の成果をみた。
次なるステップは、この[ケア・アンド・キュア]の「あり方」をどう会社全体に浸透させ、あるいは顧客に理解していただけるよう的確なコミュニケーションを図っていけるかがポイントになる。
少し時間はかかると思いますが、ブランディングが[ケア・アンド・キュア]の「あり方」にまで及んでいけるよう、ご助力をお願いしたいと考えます。



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